世阿弥が大切にした「花」。
花とは、役者の声や所作、体から出る「心を動かす何か」とでも言えるでしょうか。
目に見えない花を、私たちは追い求めます。
greetings
ごあいさつ
花deN工房「禅」のサイトへようこそ。
先人たちが700年近くのあいだ伝えてきた「型」や「台詞」、そして「間」。
いわばこれは、花の種。その一つ一つを忠実に守りながら、育てていく。
自分のものになるまで、何年も、何十年も繰り返す。
繰り返すことで、いつしかその役者にしかない、花が咲く。
それは、小さくてもいい。一輪でもいいのです。
私たちの舞台を見にきてくださる方の心を動かすことができたなら、この上ない仕合わせです。
ここでは、狂言で演じられる物語がどういうものなのか、わかりやすく解説していきたいと思います。
楽しい狂言の世界を覗いてみてください。
ここでは、善竹忠亮が大学院の研究生活の中で得た知見を基に書いております。
ちょっとマニアックな内容も書いておりますので、初心者向け情報では物足りない方はどうぞ。
但、学術的な手続きに従って書いてあるもの(いわゆる論文)ではありませんので、
学術目的などで引用なさる場合はその点を十分にご留意ください。